移動販売・イベント出店のキャッシュレス決済はどれがいい?
結論:移動販売・イベント出店は、売上が日によって変わり、固定費をかけにくい業態です。手持ちのスマホ・タブレットを使い、月額0円・端末代の安いサービスから選ぶと、1年目の費用を抑えられます。
月の売上60万円・キャッシュレス50%の計算では、Airレジ+Airペイ(カードリーダー0円の条件内)とSquare(リーダー4,980円)が少額でした。
次にやること:出店場所の通信環境と、1日の決済件数(電池がもつか)を確認してから申し込みます。
月60万円の移動販売なら1年目はいくら?
キャッシュレス50%(クレジット40・電子マネー20・QR40)・端末1台・iPad等は手持ちを使う場合です。
| 順 | サービス・プラン | 1年目の総額 | 2年目の年額 | 決済手数料/年 | 初期・周辺機器 | 注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | Airレジ+Airペイ Airレジ(0円)+Airペイ | 105,696円 | 105,696円 | 105,696円 | 0円 | クレジット2.48%は決済手数料ディスカウントプログラム(エントリー制・適用条件あり。条件の詳細は公式ページに記載なし)。当サイトは「中小企業かつ年間3,000万円未満」で2.48%と仮定して計算。条件外は3.24%/カードリーダーは0円スタートプログラム(申込月の6か月後の月末までに審査通過)で0円。通常は27,720円 |
| 2 | Square(POSレジ+決済) Square POSレジ(0円)+Square リーダー | 111,180円 | 106,200円 | 106,200円 | 4,980円 | クレジット2.5%は中小企業の定義に当てはまり、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件(登録が必要) |
| 3 | STORES レジ+STORES 決済 フリープラン(0円) | 133,416円 | 105,696円 | 105,696円 | 27,720円 | クレジット2.48%は対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満などの条件/フリープランは2026年12月1日から決済手数料に1注文40円の加算(料金一覧ページの脚注とネットショップの料金ページに同じ注記。対面決済が対象かは注記のリンク先FAQで確認が必要で、計算に含まず) |
| 4 | スマレジ+スマレジ・PAYGATE スタンダード(0円)+PAYGATE+計算に入らない費用あり | 159,840円 | 120,240円 | 80,640円 | 39,600円 | PAYGATEのクレジット1.98%〜は条件あり(直近1年のVisa・Mastercard合計売上2,500万円以内、中小企業の定義に該当、対象外業種でない、上場企業グループ・上場企業のFC加盟店でない、新規加盟店)。年間3,000万円の条件は公式ページに記載がないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算。ブランド別の料率は問い合わせ/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/スタンダードは1店舗のみ・端末の追加不可/PAYGATEの決済端末は料金欄に39,600円(税込)、別の箇所に「端末0円」の案内あり(条件は公式で要確認) |
| — | ユビレジ プレミアムプラン(月6,900円〜税抜)+計算に入らない費用ありレジのみ | 91,080円 | 91,080円 | 0円 | 0円 | 表示は税抜の「〜」価格(ここでは×1.1で計算)。初期費用・機器代は公式ページに金額の記載なし/決済は別契約(連携する決済サービスの手数料は計算に含まず) |
決済だけで比べると次のとおりです。stera packは端末0円ですが、14か月目から月3,300円がかかります。
| 順 | 決済サービス・プラン | 1年目 | 2年目 | 決済手数料/年 | 振込手数料/年 | 注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | stera pack(三井住友カード) stera pack(端末0円・14か月目から月3,300円) | 105,576円 | 141,876円 | 100,296円 | 5,280円 | スモールビジネスプラン(Visa・Mastercard1.98%、JCB等2.48%)は中小企業の定義に当てはまる小規模事業者向け(たばこ店・百貨店・旅行代理店・宿泊施設・運輸・不動産は対象外)。判定は直近1年のVisa・Mastercard売上2,500万円で、超えるとスタンダードプランに変わり、その後は売上に関係なくスタンダードの料率(年3,000万円の条件はないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算)/月額は端末1台あたり。利用開始月から13か月目まで0円、14か月目から発生(三井住友銀行の紹介ページ。三井住友カードのページは「1年目無料・2年目以降」と表記)。直近1年の累計キャッシュレス売上3,000万円以上なら永年無料/契約期間は3年。解約申出から45日以内に端末を返却しないと端末1台あたり最大88,000円(税込)の違約金 |
| 2 | Airレジ+Airペイ Airレジ(0円)+Airペイ | 105,696円 | 105,696円 | 105,696円 | 0円 | クレジット2.48%は決済手数料ディスカウントプログラム(エントリー制・適用条件あり。条件の詳細は公式ページに記載なし)。当サイトは「中小企業かつ年間3,000万円未満」で2.48%と仮定して計算。条件外は3.24%/カードリーダーは0円スタートプログラム(申込月の6か月後の月末までに審査通過)で0円。通常は27,720円 |
| 3 | Square(POSレジ+決済) Square POSレジ(0円)+Square リーダー | 111,180円 | 106,200円 | 106,200円 | 0円 | クレジット2.5%は中小企業の定義に当てはまり、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件(登録が必要) |
| 4 | STORES レジ+STORES 決済 フリープラン(0円) | 133,416円 | 105,696円 | 105,696円 | 0円 | クレジット2.48%は対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満などの条件/フリープランは2026年12月1日から決済手数料に1注文40円の加算(料金一覧ページの脚注とネットショップの料金ページに同じ注記。対面決済が対象かは注記のリンク先FAQで確認が必要で、計算に含まず) |
| 5 | 楽天ペイ(実店舗決済) ライトプラン(月額0円)+計算に入らない費用あり | 105,804円 | 105,804円 | 105,804円 | 0円 | ライト・スタンダードは中小加盟店向け(事業者単位で年間キャッシュレス決済3,000万円以下、中小企業の定義に該当、上場企業グループ・FC店でない、対象外業種でないなど。スタンダードは2年以上の継続利用が条件)。電子マネーは交通系・Edy等2.95%(税抜)、iD・QUICPay3.24%。QRは楽天ペイ2.254%(税抜)など。計算は2.95%(税抜)=3.245%で/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/決済端末の価格が公式ページに記載なし(計算に含まず)/決済端末(楽天ペイ ターミナル・カードリーダー)の価格は公式ページに記載なし |
| 6 | スマレジ+スマレジ・PAYGATE スタンダード(0円)+PAYGATE+計算に入らない費用あり | 159,840円 | 120,240円 | 80,640円 | 0円 | PAYGATEのクレジット1.98%〜は条件あり(直近1年のVisa・Mastercard合計売上2,500万円以内、中小企業の定義に該当、対象外業種でない、上場企業グループ・上場企業のFC加盟店でない、新規加盟店)。年間3,000万円の条件は公式ページに記載がないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算。ブランド別の料率は問い合わせ/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/スタンダードは1店舗のみ・端末の追加不可/PAYGATEの決済端末は料金欄に39,600円(税込)、別の箇所に「端末0円」の案内あり(条件は公式で要確認) |
| — | PayPay(QRコード決済) ライトプランなし(1.98%税別)QRのみ | 31,363円 | 31,363円 | 31,363円 | 0円 | QRコード決済の分だけを計算(クレジット・電子マネーは別の決済サービスが必要) |
QRコード決済だけで始めるなら?
PayPayはQRコードキットを置くだけで、端末不要・初期費用0円で始められます。手数料は1.98%(税別)、月1回(月末締め・最短翌日)の入金なら振込手数料は無料です。上の表のPayPayの行は、QRの分だけを計算したものです。
ただし、クレジットや交通系電子マネーを使いたい客もいます。イベントでは「使える決済」の表示が売上に影響することもあるため、QRだけにするかは客層で判断します。
移動販売・イベントで確認したいことは?
- 端末の電池(1日の決済件数でもつか)と充電方法
- 通信(スマホのテザリング・モバイルルーター)とオフライン時の扱い
- レシート:モバイル型プリンター(市場参考価格26,800円〜)か、電子レシートか
- 出店先が独自の決済を指定していないか
- 入金サイクル:売上が少ない月の入金(月1回・週1回など)
開業・住所の準備は?
キッチンカー・移動販売では、店舗がない分、開業届や決済サービスに登録する住所をどうするかが問題になりやすいです。姉妹サイトで、自宅以外の住所を使う方法と注意点を整理しています。
自分の条件(業種・月の売上・キャッシュレス比率・決済の種類・台数・必要な機能・補助金)での1年目の総額は、トップの計算ツールで出せます。入力内容は送信されません。
よくある質問
- 移動販売で使いやすい決済サービスは?
- 月の売上60万円・キャッシュレス50%の計算では、カードリーダー0円(条件内)のAirペイ、リーダー4,980円のSquareが1年目は少額でした。売上が小さい・出店日が少ない店は、月額のかからないサービスが基本です。
- QRコード決済だけでもいい?
- PayPayなどのQRコード決済は、QRコードキットを置けば端末不要で始められます(PayPayは1.98%税別)。ただしクレジット・交通系電子マネーを使いたい客もいるため、売上の機会を逃さないかを考えて決めます。
- 電波が弱い場所ではどうする?
- 決済には通信が必要です。オフライン時にカード決済をどう扱うかは各社のヘルプで確認し、モバイルルーターなどの予備の回線を用意する方法があります。
出典・確認した一次情報
- Airペイ:https://airregi.jp/payment/
- Square ハードウェア:https://squareup.com/shop/hardware/jp/ja
- Square 決済手数料:https://squareup.com/jp/ja/payments/our-fees
- STORES 料金一覧:https://stores.fun/pricing
- PayPay 加盟店 導入費用:https://paypay.ne.jp/store/cost/
- 三井住友カード 加盟店プラン:https://www.smbc-card.com/kamei/start/plan.jsp