飲食店のPOSレジ・決済はどれを選ぶ?テーブルオーダーと総額
結論:飲食店は、月の売上が大きいほど決済手数料が費用の中心になります。月300万円・キャッシュレス60%の店では、クレジットの率が低いプラン(STORESスタンダード・スマレジ+PAYGATE)が1年目から少額になる計算でした。
テーブルオーダーは、スマレジ・ユビレジ以外は料金が公式ページに載っておらず、見積もりで比べる必要があります。
次にやること:テーブルオーダーが必要かを決め、必要なら各社の資料・見積もりで「1台あたり月額・初期費用・機器代」を確認します。
月300万円の飲食店なら1年目はいくら?
レジ1台・iPadとプリンター・ドロアを購入、テーブルオーダーなしの場合です。
| 順 | サービス・プラン | 1年目の総額 | 2年目の年額 | 決済手数料/年 | 初期・周辺機器 | 注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | STORES レジ+STORES 決済 スタンダードプラン(年間契約・月3,300円) | 692,666円 | 562,536円 | 522,936円 | 130,130円 | クレジット1.98%は対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満などの条件/年間契約の月額換算(月契約は3,960円)。決済端末は年間契約で1台無償貸出、2台目以降は購入 |
| 2 | Airレジ+Airペイ Airレジ(0円)+Airペイ | 723,266円 | 593,136円 | 593,136円 | 130,130円 | クレジット2.48%は決済手数料ディスカウントプログラム(エントリー制・適用条件あり。条件の詳細は公式ページに記載なし)。当サイトは「中小企業かつ年間3,000万円未満」で2.48%と仮定して計算。条件外は3.24%/カードリーダーは0円スタートプログラム(申込月の6か月後の月末までに審査通過)で0円。通常は27,720円 |
| 3 | Square(POSレジ+決済) Square POSレジ(0円)+Square リーダー | 731,810円 | 596,700円 | 596,700円 | 135,110円 | クレジット2.5%は中小企業の定義に当てはまり、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件(登録が必要) |
| 4 | スマレジ+スマレジ・PAYGATE スタンダード(0円)+PAYGATE+計算に入らない費用あり | 665,306円 | 495,576円 | 455,976円 | 169,730円 | PAYGATEのクレジット1.98%〜は条件あり(直近1年のVisa・Mastercard合計売上2,500万円以内、中小企業の定義に該当、対象外業種でない、上場企業グループ・上場企業のFC加盟店でない、新規加盟店)。年間3,000万円の条件は公式ページに記載がないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算。ブランド別の料率は問い合わせ/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/スタンダードは1店舗のみ・端末の追加不可/PAYGATEの決済端末は料金欄に39,600円(税込)、別の箇所に「端末0円」の案内あり(条件は公式で要確認) |
| — | ユビレジ プレミアムプラン(月6,900円〜税抜)+計算に入らない費用ありレジのみ | 221,210円 | 91,080円 | 0円 | 130,130円 | 表示は税抜の「〜」価格(ここでは×1.1で計算)。初期費用・機器代は公式ページに金額の記載なし/決済は別契約(連携する決済サービスの手数料は計算に含まず) |
テーブルオーダーが必要でレジ2台の場合は、料金が公開されていないオプションが多いため、ほぼすべてに「+計算に入らない費用あり」が付きます。
| 順 | サービス・プラン | 1年目の総額 | 2年目の年額 | 決済手数料/年 | 初期・周辺機器 | 注意 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | STORES レジ+STORES 決済 スタンダードプラン(年間契約・月3,300円)+計算に入らない費用あり | 822,796円 | 562,536円 | 522,936円 | 260,260円 | テーブルオーダーは別途月額(金額は公式ページに記載なし)(料金は計算に含まず)/クレジット1.98%は対面キャッシュレス決済額が年間3,000万円未満などの条件/決済端末の価格が公式ページに記載なし(計算に含まず)/年間契約の月額換算(月契約は3,960円)。決済端末は年間契約で1台無償貸出、2台目以降は購入 |
| 2 | Airレジ+Airペイ Airレジ(0円)+Airペイ+計算に入らない費用あり | 853,396円 | 593,136円 | 593,136円 | 260,260円 | テーブルオーダーはAirレジ オーダー(有料・料金は公式ページに記載なし)(料金は計算に含まず)/クレジット2.48%は決済手数料ディスカウントプログラム(エントリー制・適用条件あり。条件の詳細は公式ページに記載なし)。当サイトは「中小企業かつ年間3,000万円未満」で2.48%と仮定して計算。条件外は3.24%/カードリーダーは0円スタートプログラム(申込月の6か月後の月末までに審査通過)で0円。通常は27,720円 |
| 3 | Square(POSレジ+決済) Square POSレジ(0円)+Square リーダー+計算に入らない費用あり | 866,920円 | 596,700円 | 596,700円 | 270,220円 | テーブル管理はFAQに記載。テーブルオーダーの料金は今回確認したページに記載なし(料金は計算に含まず)/クレジット2.5%は中小企業の定義に当てはまり、年間キャッシュレス決済額3,000万円未満などの条件(登録が必要) |
| 4 | スマレジ+スマレジ・PAYGATE フードビジネス(月15,400円)+PAYGATE+計算に入らない費用あり | 1,030,396円 | 690,936円 | 455,976円 | 339,460円 | テーブルオーダーはフードビジネスのオプション(1台あたり月440円〜1,320円。初期費用・機器代は別途で金額の記載なし)/PAYGATEのクレジット1.98%〜は条件あり(直近1年のVisa・Mastercard合計売上2,500万円以内、中小企業の定義に該当、対象外業種でない、上場企業グループ・上場企業のFC加盟店でない、新規加盟店)。年間3,000万円の条件は公式ページに記載がないため、Visa・Mastercard2,500万円以内なら1.98%で計算。ブランド別の料率は問い合わせ/振込手数料の金額が公式ページに記載なし(計算に含まず)/PAYGATEの決済端末は料金欄に39,600円(税込)、別の箇所に「端末0円」の案内あり(条件は公式で要確認)/スマレジ有料プラン契約者向けにPAYGATEの月額利用料が0円になる新プラン(SIMカードなし)の案内あり。条件は公式で要確認(計算は月3,300円) |
| — | ユビレジ プレミアムプラン(月6,900円〜税抜)+計算に入らない費用ありレジのみ | 438,460円 | 178,200円 | 0円 | 260,260円 | QRオーダー&決済オプション 月6,600円(税抜)/表示は税抜の「〜」価格(ここでは×1.1で計算)。初期費用・機器代は公式ページに金額の記載なし/決済は別契約(連携する決済サービスの手数料は計算に含まず) |
テーブルオーダー・ハンディの料金は?
| サービス | テーブルオーダー | ハンディ |
|---|---|---|
| スマレジ | フードビジネスのオプション:1台月440円〜1,320円(初期費用・機器代別途) | フードビジネスはハンディ端末1店舗5台まで |
| ユビレジ | QRオーダー&決済オプション 月6,600円(税抜) | ハンディ 1台月1,500円(税抜) |
| Airレジ | Airレジ オーダー(有料、料金は記載なし。飲食店向けに機器セット提供の特典あり) | 記載なし |
| STORES | テーブルオーダーは別途月額(金額記載なし)。テーブル管理に対応 | 記載なし |
| Square | テーブル管理はFAQに記載。テーブルオーダーの料金は確認したページに記載なし | 記載なし(Square ハンディ端末は44,980円) |
飲食店が決済で気をつけることは?
- クレジットの比率が高い店ほど率の差が効く:月300万円・キャッシュレス60%なら年間2,160万円。0.5%の差で年約10万円。
- 年間3,000万円の条件:月の売上が約417万円(キャッシュレス60%)を超えると、中小向けの特別料率が使えないサービスが多くなります。
- 入金と仕入れの支払日:食材の支払いが月末なら、入金が月末に間に合うサイクルを選びます(入金サイクル)。
税率の設定で気をつけることは?
店内飲食は10%、持ち帰りは8%(軽減税率)です。2027年4月1日から2年間、飲食料品を1%にする方針(法案成立が前提)では、持ち帰りが1%、店内飲食は10%のままと読めます。POSレジで同じ商品の店内/持ち帰りを切り替えられるか、日付を決めて税率を一括で変えられるかを確認してください(税率変更とレジ)。
税率変更への対応を目的にした補助金の新類型(スマートレジ類型・POSレジ類型)が2027年1月中旬から受付予定です(補助金)。
自分の条件(業種・月の売上・キャッシュレス比率・決済の種類・台数・必要な機能・補助金)での1年目の総額は、トップの計算ツールで出せます。入力内容は送信されません。
よくある質問
- 飲食店のPOSレジで必要な機能は?
- 店内飲食と持ち帰りの税率の切替(10%・8%)、席・テーブル管理、オーダーの厨房への連携、会計ソフト連携が基本です。客数が多い店ではテーブルオーダー(QR・タブレット)やハンディも検討します。
- テーブルオーダーの料金は?
- スマレジはフードビジネス(月15,400円)のオプションで1台月440円〜1,320円(初期費用・機器代は別途)、ユビレジはQRオーダー&決済オプション月6,600円(税抜)です。Airレジ オーダー・STORESは料金が公式ページに載っておらず、見積もり・資料で確認が必要です。
- 飲食店は手数料をどう下げる?
- 月の売上が大きい店は、クレジットの率が低いプラン(STORESスタンダード1.98%、スマレジ・PAYGATE 1.98%〜、stera pack 1.98%(Visa・Mastercard))で年間の手数料が下がります。条件(年間決済額・中小企業など)を確認してください。
- 2027年4月の税率変更で飲食店は何をする?
- 飲食料品を1%にする方針(法案成立が前提)では、持ち帰りの商品が1%、店内飲食は10%のままと読めます。商品マスタの税率と、店内/持ち帰りの切替の設定を確認しておきます。
出典・確認した一次情報
- スマレジ 料金プラン(フードビジネス・テーブルオーダー):https://smaregi.jp/price/
- Airレジ オーダー:https://airregi.jp/order/
- Airレジ 費用:https://airregi.jp/jp/cost/
- ユビレジ 導入プラン・料金:https://ubiregi.jp/pricing
- STORES レジ:https://stores.fun/regi
- Square POSレジ:https://squareup.com/jp/ja/point-of-sale
- 国税庁 飲食料品の消費税率引下げQ&A(PDF):https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/0026008-127_qa.pdf